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~飲み会の〆にラーメンが欲しくなるメカニズム~

2次会、3次会と飲んで、最後はラーメンで〆る。
酒飲みの通常のコースですね。

では、そもそもなぜ酒を飲むとラーメンが食べたくなるのか?
これは、アルコールが体内を回る段階で、エタノール代謝が盛んになり、一時的に「低血糖状態」になるのがその原因です。

これは、1次会、2次会でどんなにつまみを食べようが関係なし。
低血糖になると、甘いものや炭水化物などの糖質をほしがるのです。

そこでみんなラーメンを食べるわけですが、この状態でラーメンを食べると非常に危険だといわれています。

アルコールが血中に入っていく段階で、ラーメンの油分まで同時に血液に吸収されていくからです。酒を飲んでの最後の〆にラーメンを食べたあとの血中脂肪濃度は極端に上がるのだそうです。
血中脂肪が高めの方は要注意です。

最後の〆は、ラーメンではなく、ざる蕎麦か、もしくは果物がオススメ。
果物に含まれる果糖は、酔いを早く覚ましてくれる成分があり、また果物に含まれる酵素が、二日酔いの原因といわれるアセトアルデヒドを分解してくれる働きがあるからです。

特に、これから旬の「柿」は二日酔い防止に最適です。
理由は、柿に含まれる糖分が低下した血糖値を回復させること。
柿に含まれるタンニン、ペクチンが胃壁からのアルコールの吸収を抑え、柿に多く含まれるビタミンCが副腎の機能を回復させてくれます。
また、柿には利尿作用があり、代謝をよくしてくれる働きがあります。

また、宴会の前に柿を食べると悪酔いしないといわれています。
飲みすぎた!と思ったら「柿」を食べましょう!
これから柿がおいしくなる季節です。

私は飲んだあと、寝る前に「ポカリスエット」をたっぷり飲んで寝ます。
すると、酔い覚めが非常にいいのです。また、夜中に喉の乾きで目が覚めることがありません。水分がたっぷり吸収されるからでしょう。

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