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酒粕アルコール

これはアルコール提供者としてしっかり提案しておきたいことですが、例えば「奈良漬」や「ウィスキーボンボン」といった商品にさえ、アルコールは入っています。

じつは警視庁が奈良漬50g(7切れ)とウィスキーボンボン3個を15人~20人に接収させてアルコール濃度を調査したデータがあります。

では問題。
奈良漬50gとウィスキーボンボンを3個食べた人のアルコールの呼気中濃度がゼロになるのは、接収後、どれくらいの時間が経過した後だったか?
以下から選択して下さい。

①20分後
②1時間後
③3時間後
④5時間後

正解は?・・・・
①20分後

じつは奈良漬はもっともアルコ-ル度数が高いもので約3%、ウィスキーボンボンは2%です。

ただ、いずれもアルコールが入っているので、たとえこういうデータがあっても車の運転は控えるべきです。

神戸市内の教師が2006年に酒粕汁を2杯食べた後に車を運転し、検問で呼気1㍑中0.15ミリリットルのエタノールが検出されたとして書類送検されています。
酒粕の季節です。くれぐれもお気をつけ下さい。

粕汁や酒粕から作った甘酒を作る場合は、必ず10分程度沸騰させ、アルコール分を完全に抜いてから食すようにして下さい。

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