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~昔、シャンパンをクープグラスで飲んだ理由~

先日のクリスマスはシャンパンを飲まれた方も多いかと思いますが、今ではシャンパン(スパークリング含む)は細長いフルートグラスで飲むのが一般的です。

しかし、昔はシャンパンタワーのように飲み口が広いクープフラスで飲むのが一般的でした。ではなぜシャンパンをクープグラスで飲んでいたのでしょうか?

それは、女性がシャンパンを飲むとき、フルートグラスだと最後の方は顔を上にあげ、女性の喉が丸見えになってしまうということからだったのです。

昔、女性が社交の場で相手の男性に顔をあげて喉を見せるという行為はハレンチとされていたのです。

しかし、クープグラスで飲むときには最後まで顔を上にあげる必要がなく、相手の男性に喉を見られることはありません。

その後、シャンパンの命ともいえる泡がクープグラスだと見えにくく、逆にフルートグラスの場合はずーっと泡が上に向かって出ている様子を見て、最高のシャンパンだ!
と確認をするためにクープグラスを使わなくなったといわれています。

ちなみにクープグラスの形はマリー・アントワネットかマダム・コンパドールのいずれかの「乳房」の形をもとに作られたという説があります。横にすればそう見えますよね。

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