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ビールのおはなし

日本でビールが製造されるようになったのは明治維新以降。
しかし当時、日本酒を中心に製造販売していた酒蔵や酒問屋は、同じアルコール飲料であるビールが自分たちの土俵にあがるのに抵抗がありました。ビールとの競合を避けたかったからです。
そこでビールメーカーは、流通ルートを独自に構築する必要がありました。
酒問屋はビールを扱ってくれなかったからです。

では問題。
明治時代、当時のビールは、どういう店で売られていたか?以下から選択して下さい。

①薬屋
②米屋
③八百屋
④空瓶屋
⑤麹屋

正解は?・・・・

①薬屋

明治時代の日本は酒といえば日本酒(南九州は焼酎)でした。そこにビールが登場します。

当時の蔵元と酒問屋は、ビールが自分たちと同じ土俵にあがってくるのをこころよく思っていませんでした。
競合するからです。
そこでビールメーカーは独自の流通ルートを開拓せざるを得ませんでした。そこで目を付けたのが薬屋。

ビ-ルメーカーから薬問屋、そして薬屋というのが明治時代のビールの一般的な流通ルートだったのです。

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